Mopsドイツ生活

赤ずきんの町アルスフェルトで旧市街の街並みを楽しむ

先週は木曜日は祝日だったので、木曜から週末にかけてハルツ地方へ遊びに行ってきました。

ハルツ地方へ向かう途中に寄ったのが、赤ずきんの町ともいわれているアルスフェルト(Alsfeld)。こじんまりとした旧市街には木組みの家が並び、まさにメルヘンの世界に入り込んだかのような気分になれる町です。

赤ずきんの町アルスフェルト

ヘッセン州の真ん中にある人口2万人弱の小さな町アルスフェルト。

グリム童話とゆかりのある地を結ぶ「メルヘン街道」の町でありながら、木組みの家が美しい町を結ぶ「木組みの家街道」の1部でもあります。

またこの地域一帯の民族衣装が赤ずきんのモデルになったと言われているほか、アルスフェルトの市庁舎は赤ずきんの家のモデルになったとも言われており、まさに赤ずきんとゆかりの深い町なのです。

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市庁舎があるマルクト広場

町に着いたらまずマルクト広場に向かいます。ここに建っているのが、赤ずきんの家のモデルとも言われている市庁舎。といっても童話の赤ずきんの家がどんなものか分からない・・・。

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とんがり屋根が2つ建っている姿は、この後に向かうヴェルニゲローデの市庁舎を思い起こさせます。ヴェルニゲローデの市庁舎がオレンジ色で可愛いのに対して、アルスフェルトの方は白黒でシックにまとまっていますね。

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市庁舎の左にあるレンガの建物は、昔ワインを売っていたというその名も「ワインハウス (Weinhaus)」。現在はツーリストインフォとして使われています。

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窓辺のゼラニウムがとても綺麗です。

地面には葉っぱと花びらで描かれた絵も。十字架が描かれているので、何かキリスト教関係のお祭りがあったのかもしれません。

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マルクト広場の真ん中にはマイバウム (Maibaun=5月の木)というポールも立てられていました。5月1日に町の中心に立てられて春の訪れを告げるマイバウムはバイエルンでよく見かけますが、ヘッセンにもあるんですね。

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ちなみに、バイエルンで見かけるマイバウムはポールがバイエルン色の青と白に塗られています。

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木組みの家の街並みを楽しむ

マルクト広場からはいくつか道が伸びているので、あちこち散策をしてみました。

どの道に入っても木組みの家がずらり。町の中には400戸の木組みの家があります。

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祝日という人の少なさもあってか、本当に童謡の世界に入り込んだかのよう。

中にはこんな傾いた家も。誰か住んでいるみたいで、ちゃんとポストも付いていましたよ。

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家の中も外観のように傾いているのか気になります。

可愛らしい動物の絵が描かれているお家もありました。

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別の通りでは、それぞれの家の前にベンチが置かれていました。家の持ち主のベンチなのか自由に座っていいものなのか、最後まで分からず。

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ゼラニウムをバックにベンチに座って写真を撮りたいなとも思ったのですが、人の家の窓にカメラを向けるのも嫌だったので結局写真は撮りませんでした。

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木組みの家が並ぶ通りを散策した後は、再びマルクト広場に戻ります。

祝日で休みの店がほとんどでしたが、広場のカフェやアイス屋さんは空いている所もあったので、そこでアイスを買って食べながら車まで戻りました。

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アルスフェルトへのアクセス

私達は車で向かいましたが、電車でもアクセスが可能です。フランクフルトから行く場合は、まずフルダ (Fulda) まで行き、そこでリンブルク行きの電車に乗り換えます。ギーセン (Gießen) 経由で行くこともでき、その場合はギーセンからフルダ行きの電車にのります。

 

アルスフェルトを出発したら、いよいよ今回の目的地であるハルツ地方へ向かいます。

 

モーゼルワインの町コッヘム (Cochem)

エルツ城を見学後はコッヘムという町へ向かいます。モーゼル川が町の中心を流れ、モーゼルワインの町としても有名なコッヘム。町の中にはいくつものワイナリーがあり、各地からワイン好きや観光客が集まります。

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コッヘムへのアクセス

電車の場合、フランクフルトからだと早ければ2時間半。遅いものだと3時間半ほどかかります。

モーゼル川の下流にあり、ライン川とモーゼル川が合流する町としても有名なコブレンツ (Koblenz) からは、所要時間40分です。

コブレンツからは日帰り旅行が十分可能ですが、フランクフルトやケルンといった大都市からのアクセスには時間がかかるので、これらの都市からの日帰り旅行にはあまり向いていません

時間に余裕があるなら、思い切ってコッヘムに泊まるのも良さそう。周辺にある小さな町を訪れながら、夜はワイン酒場でワインを飲というのも楽しそうですね。

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山頂から絶景を楽しむ

コッヘムについて私達がまず向かったのは、町を見下ろすことが出来る山の上の見晴らしポイント。山頂へはリフト (Cochemer Sesselbahn) に乗って行く事ができます。

リフト乗り場があるのは町の西側。ここからリフトで一気に山頂を目指します。

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見晴らしポイントまでは、リフトを降りた場所から更に少し歩きます。ここは足場が悪く、ちょっとしたハイキングのよう。

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実際にこの道は、周囲にいくつかあるハイキングコースの一部でもあります。

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しばらく歩いていくとやがて視界がひらけ、目的のポイントに到着します。ここからはモーゼル川とコッヘムの町、そしてワイン畑の上にそびえるライヒスブルク城が一度に見渡せます。

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対岸の斜面にもワイン畑が広がる様子はさすがモーゼルワインの町。秋の紅葉も綺麗なんだろうなと思いながら、リフトでまた町まで下ります。

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ワイナリーでワインを購入

せっかくモーゼルワインの町に来たのだから、ワインを買わないと!という訳で、リフト乗り場から旧市街へ向かう途中にあったワイナリーでワインを購入しました。

私達はどちらかというと中辛口や甘めのワインが好きなので、お店の人と相談しながら良さそうなものを購入しました。1本はリースリングのシュペートレーゼ、もう1本はさらに糖度が高いアウスレーゼという等級です。

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ドイツワインの格付けについては説明がちょっと面倒なので、興味のある方は検索してみてください。

ちなみに購入したワインはまだ飲んでいません。私たち週末にしかワインを飲まないのですが、最近週末の夜に出かけることが多くて飲んでいる時間がないんです。今週末もまたプチ旅行に行くし、いつになれば飲めるのやら・・・。

話がそれましたが、今回ワインを購入したお店ではホテルも経営しています。アパートタイプの部屋もあるみたいなので、長期滞在しながら周辺のワイナリー巡りなどしたい方にはピッタリ。

Weingut Haxel のホテル情報はこちら

雰囲気の良いテラスでワインを飲むのも気持ちよさそうですね。

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木組みの家が可愛い旧市街を散策

購入したワインを一度車においてから、今度は旧市街へと向かいます。

旧市街の細い路地を進んで行くと現れるのがマルクト広場。木組みの家に囲まれた広場は、ドイツの旧市街のイメージそのもの。カフェやレストランのテーブルも出ていて、ここでも皆さん楽しそうにワインを飲んでいます。

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細い道も雰囲気があってとても好きです。

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天気が良かったのでアイスを食べながら、次の目的地であるライヒスブルク城へ向かいます。ちなみに上の段は「モーゼルリースリング」という葡萄のアイス。さっき買ったワインの素となる葡萄のアイスです。

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葡萄畑の上にそびえるライヒスブルク城

コッヘムの町を見下ろすかのように建っているライヒスブルク城 (Reichsburg) は、西暦1000年頃に築かれたと言われています。12世紀に戦いに敗れて神聖ローマ帝国の所有物になった事から、ライヒスブルク (Reich=帝国、Burg=城) と呼ばれるようになったのだとか。

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丘の上に立っているので、たどり着くまでに一苦労です。さっきの見晴らしスポットみたいにリフトがあればいいのに・・・。

頑張って城までたどり着くと、素敵な城門がお出迎え。手前の真っ赤なバラが綺麗ですね。

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内部はガイドツアーで見学可能ですが、時間が遅くて城内には入る事ができなかったので、ここからまたモーゼル川の景色を楽しみます。ここからの眺めもまた絶景です。

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【ライヒスブルク城】
ガイドツアー:9時~17時 (3月11日~11月1日、冬のツアー時間はHPで要確認)
チケット:大人6ユーロ、子供3ユーロ

 

お城からの眺めをしばらく楽だらコッヘムの観光は終了。このあと1時間半かけて車で自宅まで帰りました。

今度来るときは泊りできて、周辺の町巡りやハイキングなどもしてみたいです。

 

 

【ドイツ3大美城】ひっそりと佇む姿が美しいエルツ城

ドイツには大きいものから小さなものまで数々のお城がありますが、その中でも特に美しい「3大美城」と呼ばれている物があります。

ドイツを代表すると言って良いくらい超有名なノイシュヴァンシュタイン城、山の上に立つ神秘的な姿が美しいホーエンツォレルン城に続くのが、モーゼル川の支流が流れるエルツ渓谷にひっそりと佇んでいるエルツ城

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そんなエルツ城に遊びに行ってきたので紹介します。

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難攻不落の城

エルツ城 (Burg Eltz) は12世紀に建設され、それ以来一度も陥落したことのない難攻不落の城です。

四方を谷に囲まれて高さ70mの岩の上に建てられている城。その敷地の狭さから500年の歳月をかけて上へ上へと増築されました。

かつてはドイツに膨大な数の城がありましたが、その多くが歴史の中で破壊と修復を繰り返してきたもの。一方エルツ城はこれまで一度も破壊されたことがなく、建物は建設当時のままのオリジナルなのです。

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と言っても、ちょこちょこ修復はしているようで、訪れた時も外壁の一部が修復中でした。これだけ古いのだから、メンテナンスも必要なんでしょうね。

ちなみに城は現在、代々城を引き継いできたエルツ一家のご子孫が所有しています。自分の持ち家ならぬ「持ち城」なんですね。自分の城を持っているなんて驚きですが、ドイツでは城が個人の所有になっていることも珍しくありません。

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ホーエンツォレルン城もそうですし、今度私達が結婚式を挙げるラインシュタイン城も個人のお城なんですよ。

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エルツ城へのアクセス

アクセスは正直言ってあまり良くありませんが、いくつか方法を紹介します。

車で行く場合は、専用の駐車場からハイキングコースを更に15分歩きます。道は舗装されていなく、雨の後は少しぬかるんでいたりするので、歩きやすい靴で行くのがベストです。

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駐車場から城まで走るミニバスもあります。

電車の最寄り駅からハイキング

電車で来る場合、最寄り駅であるモーゼルケルン (Moselkern) からハイキングをしながらエルツ城へ向かいます。時間にして約1時間半。

土・日・祝日はバスもある

5月~10月にかけては、土・日・祝日にBurgenbus (330番) というバスが運行しています。トライス・カーデン (Treis-Karden)、ハッツェンポルト (Hatzenport) 駅から乗車できるほか、モーゼルケルンでは駅から南へしばらく進んだ場所 (Moselsetaße 29) に乗り場があり、エルツ城の駐車場まで運んでくれます。

現地ツアーを利用する

もしフランクフルトから電車を使って日帰で行こうと考えているなら、現地ツアーに参加した方が断然楽です。公共交通機関を利用するとなると、まずフランクフルトからモーゼルケルンまで電車で片道2~3時間、そこからハイキングをするなら更に1時間半・・・。なんか時間が勿体ない気がします。

エルツ城への現地ツアーはVELTRAでも取り扱いがあります。公共交通機関を乗り継いで行く自信が無かったり、ハイキングしたくない方は利用するのもアリです。

24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA

連休中は激混み!

事前のリサーチで「アクセスが悪いからか、観光客も少ない」との情報を得ていた私達。ところが、城の駐車場へ続く道からもう既に渋滞にはまってしまいました。

渋滞はそこまでひどくなかったものの、今度は人が多くてガイドツアーまでの待ち時間が30分ほど。

ガイドツアーが終わってお昼を食べようと思っても、カフェとレストランには長蛇の列。本当にどこを見ても人ばかりでした。

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初めは何でこんなに人がいるのか不思議だったのですが、よく考えたら訪れた日は聖霊降臨祭の連休真っただ中。周辺のキリスト教圏の国はどこも祝日だったので、ドイツのみならず隣国からも観光客が押し寄せたのだと思います。

駐車場を見渡してもベルギーやオランダから来た車が沢山。

普段の週末はそこまで混む事はないと思いますが、連休は注意した方が良さそうです。

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城内はガイドツアーで見学

城内は40分ほどのドイツ語または英語のガイドツアーで見学します。チケット売り場はお土産屋さんにもなっているので、混んでいる時はチケットを買うのも一苦労。

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集合場所は高い壁に囲まれた中庭です。

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城内の写真撮影は禁止なので残念ながら写真はありません。ツアーは武器などを置いてある入り口の部屋から始まり、広間や寝室、騎士の間、子供部屋などを巡り、キッチンで終了します。

天井や壁に描かれた装飾が美しいほか、壁に掛けられたタペストリーや肖像画も見ごたえ抜群。ガイドの人が当時の暮らしぶりも紹介してくれますが、お城での暮らしもあまり楽ではなかったみたいです。

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城を下から見上げる

ガイドツアー終了後には宝物館を見学。その後は城の脇を流れている川まで下り、エルツ城を下から観察します。

川は浅いみたいで子供たちの絶好の遊び場になっていました。ただ、前日に雨が降った性か水は茶色く濁っていました。

下から見ると、城が上へ向かって伸びていることがよく分かります。

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エルツ城を見学後、モーゼル川沿いのコッヘム (Cochem) という町へ向かいました。

その様子はまた次回お伝えします。

 

 

大蛇行するライン川の絶景が楽しめる展望台「ゲデオンズエック」

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ライン川といえばライン川クルーズや古城というイメージが強いですが、ライン川を上から見下ろす事のできるビュースポットなるものがいくつもあります。少し離れた所からライン川全体を見渡せば、その雄大さと美しさに息を飲むほど。

今回はそんなスポットの中から、ボッパルトという町の近くにある「ゲデオンズエック」という展望台に行ってきたので紹介します。

ゲデオンスエックへのアクセス

ゲデオンスエックへ行くにはボッパルトから出ているチェアリフトで行くことができます。ボッパルトへは電車またはライン川のクルーズ船で向かい、着いたら町にあるチェアリフトに乗ります。

電車ならフランクフルトから1時間半~2時間ほど。ローレライ観光の起点にもなるザンクト・ゴアールからは10分ちょっとです。

ザンクト・ゴアールのホテル情報

クルーズ船を利用するなら、ワイン酒場が沢山あるリューデスハイムから3時間。リューデスハイムとは逆方向のコブレンツからだと所要時間は2時間ほどです。特に夏のライン川クルーズは、気持ちいい風に吹かれながら次々に現れる古城が楽しめるのでおすすめです

リューデスハイムのホテル情報

ゲデオンズエック近くの駐車場まで直接車で行くこともできますが、細い山道を進んで行くのでそういう場所での運転に慣れていない方は止めておいた方が良いです。むしろボッパルトからのリフトを利用した方が、楽だし展望台に着くまでの景色も楽しめます。リフト乗り場には駐車場もあります。

雄大なライン川の絶景を楽しむ

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ゲデオンズエックから見えるのは、Uの字にカーブしたライン川。訪れた日は天気もよく、ここからの景色はまさに絶景。

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ライン川はここからコブレンツやケルンを経てオランダへ入り、いくつもの支流に分かれながら北海へ注ぎます。ブドウ畑も広がり、紅葉も綺麗なんでしょうね。

この通り絶景なのですが、ライン川を背景に自分の写真を撮ろうとすると、人物が暗くなってしまってなかなか上手く撮れず。他にも写真を撮ってもらっている人が沢山いましたが、彼らの写真はちゃんと撮れているのかすごく気になりました。

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対岸にあるのはフィルゼン(Filsen)という町です。真ん中に取り残されて交通の便が悪そうですが、見ていると電車も走っているし、こちら側への渡し船もあるみたいです。

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資材やコンテナを運ぶ大型船もたくさんいましたよ。

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空中で静止している鳥

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ゲデオンズエックで絶景のほかに皆の注目を集めていたのが、空中で静止している鳥でした。展望台は風が結構強いのですが、その風を上手く利用して本当に空中で止まっているみたいに見えるんです。

どうやらエサを探していたみたいで、獲物をみつけると一気に急降下。しばらくするとまた空中に戻ってきます。

彼はこの姿を「オレもあんなふうに自由に空を飛びたい」と言いながら羨ましがっていました。私はというと、鳥が急降下する様子から何故かウィングスーツを想像してしまいました。

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絶景を楽しめるカフェで休憩

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ここにはカフェもあり、テラス席ではさきほどの絶景を楽しみながら休憩することができます。ケーキ類からちゃんとした食事まで用意されていますが、食事の値段はちょっと高め。

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私達は既にお昼を別のところで済ませていたので、ここではアイスカフェを頂きました。ちなみにドイツで「アイスカフェ」というのは冷たいコーヒーの事ではなく、コーヒーフロートのこと。冷たいコーヒーは注文する人がいないのか、これまでメニューに載っている所は見たことがありません。

屋外カフェは眺めが良いですが、風がものすごく強いので地図や紙ナプキンなど飛ばされないように注意が必要。あと髪の長い方は、髪をまとめるゴムみたいなのを持って行った方が良いかもしれません。風で髪があちこちに舞うので、その状態で食事をするのはかなり大変。

 

これぞ絶景!な眺めが楽しめるゲデオンズエック。ライン川観光と上手に組み合わせれば、流域の他の見どころと一緒に効率よく回る事もできますよ。

私がドイツで正規学生になるまでの道のり

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最近よく留学について相談を受けるのですが、その中でも多いのが語学についての質問です。日本を発つ際にどのくらいの語学力が必要なのか、授業についていけるのかという心配は誰でも抱くもの。

そこで今回は参考として、私がドイツに来てから正規学生になるまで、どんな道のりを辿ったのか紹介します。

正規留学と交換留学

ここで紹介するのは正規留学としての話で、交換留学にはあてはまりません。

ではこの2つの違いは何でしょうか?簡単に説明すれば、正規留学とは現地での卒業を目的とするもので、交換留学は日本の大学に在籍しながら1年ほどドイツで学ぶというものです。

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大学卒業後すぐドイツへ

私は卒業後すぐにドイツへ渡りました。なるべく早めに行って部屋探しなどもしたかったので、実は卒業式にも出ていません。

出発時のドイツ語レベルはドイツ語検定2級+もうちょっとといった所です。

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学籍登録に必要なドイツ語力

ドイツ語が母語でない学生が学籍登録をする際、語学力が一定のレベルに達しているという証明をする必要があります。大学で認められるような証明書があればそれを提出すればよいのですが、無い場合は試験を受ける必要があります。

主な試験はDSHTest DaFそしてGoethe Institutの試験。

私はDSHを受験しました。というのも、大学から送られてきた入学許可証に「学籍登録をするにはDSH受験が必要です」と書かれ、試験の日程も同封されていたからです。

DSHというのは各大学が行うドイツ語試験で、レベルに応じてDSH-1、DSH-2そしてDSH-3という結果が出されます。DSH-1では芸術系の学部に学籍登録できますが、ほとんどの学部で必要になるのはDSH-2

なので私もDSH-2を目指して試験を受けました。

ちなみに試験日程は大学の授業が始まる寸前という日程が多いです。

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DSH受験もレベル届かず

試験の結果は残念ながらDSH-1。学籍登録の基準に満たないので、正式に学生になる事は出来ません。

その代わりに大学が用意する「大学準備のための語学コース」に通う事になります。このコースは入学許可があるものの語学基準が満たない学生のためのものです。半年間テスト対策などをしながら、来学期の試験での合格を目指します。

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留学準備コースに通いながらDSH受験の日々

半年の準備コースに通っていれば大体の人が次のDSH試験に合格するものですが、私は心配性なので他の大学の試験も受験しました

通常DSH試験は大学の入学許可がないと受験できませんが、中には例外もあり、試験だけを受けさせてくれる所もあります。私が受験したのはニュルンベルクとミュンヘンの大学です。

ニュルンベルクの大学では筆記でDSH-2だったものの、口頭試験の結果がDSH-1。DSH試験は筆記と口頭で低い方の結果が最終的な結果となるので、私の結果はDSH-1のまま。

その後ミュンヘンの大学でも受験をし、ようやくDSH-2を手にすることができました。

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晴れて正規学生になるも授業が全くわからない

DSH-2を手にして次の学期から正式に学生となりましたが、ここで問題発生。授業で先生や他の生徒が言っている内容が全く理解できないのです。

ハンドアウトや資料が貰える授業は家で辞書などを調べながら復習できるものの、先生が口頭で喋るだけの授業はもう何が何だかさっぱり。分からないまま授業を受けていても無駄だと思ったので、その授業はスッパリ切り、ついていける授業とドイツ語コースを並行で受ける事にしました。

この時に痛感したのは、語学試験に合格してもそれだけでは不十分ということ。ここから更にドイツ語を鍛えなければ、授業についていけないのです。

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2学期目から本格的に授業に参加

そんな訳で学生としての1学期目は授業半分、語学コース半分という感じでした。そして2学期目から本格的に授業に参加するようになります。

2学期目は、最初の頃の「何言っているか全くわからない」という事はありませんでした。それでも分からない単語があったり資料を読むスピードも遅いので、予習復習にはかなり時間がかかっていました。

ドイツ語がまだまだ十分でないと自分でも分かっていたので、試験に対してはかなりプレッシャーがありました。なので試験前は猛勉強。そのおかげかこれまで試験も落とすことなくやってこれています。

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おわりに

大学に必要なドイツ語試験では大学に入学するための最低ラインが求められているだけで、いわばスタートラインのようなものです。授業についていくためには、上にも書いたようにドイツ語をどんどん鍛える必要があります

そのうえで「これは無理」と思った授業は次の学期にまわしたり、授業数を減らして少ない授業に集中できるようにするのも大事です。それで卒業までの期間が少し延びますが、ドイツではそういう人が結構います。

なんか偉そうなことを色々書きましたが、私のドイツ語もまだまだ。現在Master(修士)に在籍していますが、ドイツ語のレポートなどは提出前にドイツ人(主に彼)に文法やアカデミックな表現などをチェックしてもらっています。

ドイツの大学で正規学生になるまでの過程を書いてきましたが、「こんな感じなのか~」と、これから留学を考えている方の参考になれば嬉しいです。